当サイトの記事には広告が含まれます

パートナー (GJ) スロットルボディ(RACVも)点検清掃編

■■■2022/11/10 190,293km (点検清掃)

燃料添加剤を投入してからなんだか違和感が・・・・・。

 

違和感とは

・発進するときにエンジン回転数が下がり出だしがもたつく

・渋滞中等、20km/hくらいで前走車を追従しているときにガクガクする

・40km/h~60km/hくらいでパーシャル走行しているときに息継ぎ?失火?

 

いづれの症状のときもエンジン回転数は1,500rpm前後くらい。2,000rpm以上では違和感は感じません。アイドリングのエンジン回転数が低すぎたり、高すぎたり、ハンチングしている等の症状はありません。DTCを確認してみますが異常コードはなし。

 

その後2回ガソリン満タンを行い燃料添加剤は抜けたと思われますが違和感は続いています。

吸気系はいままで手つかずだったため点検を行ってみようかと。

 

結論から先に。違和感というか不具合改善のために行った作業は

・スロットルボディ(RACVも)点検清掃・・・・・改善せず(本作業)

・バッテリー補充電・・・・・改善せず

・プラグ点検 (中華な)イグニッションコイル交換・・・・・改善せず

・エアフィルター交換・・・・・改善せず

・PCVバルブ点検清掃・・・・・改善せず

・EGRバルブ点検清掃 交換・・・・・完治!

 

スロットルボディに辿り着くまでにはソコソコの部品を取り外す必要があります。スロットルワイヤーは調整が面倒なのでナットには手をつけずブラケットからまるっと取り外し。また、RACVに接続してあるホースからは若干の冷却水が漏れるため注意が必要です。

 

スロットルボディのエアフィルター側です。そこまで汚れてはいない感じです。

 

スロットルボディのインテークマニホールド側です。こちらはもうね、真っ黒。ブローバイガスによるスス、オイルでベトついています。スロットルバルブ(バタフライ)の開閉は引っかかり等はなくスムーズに動いています。

 

スロットルボディ直下に取り付けてあるRACVも同様に汚れています。エンスト寸前までエンジン回転数が下がるときは、経験上、RACVを清掃すると改善する可能性が高いです。でも、今回の症状とは違うんだよなぁ。

ティッシュ、綿棒やキムワイプでひたすら汚れを取り除きます。スロットルレバーをタイラップで縛り、スロットルバルブを全開状態にすると作業性が上がります。ただしスロットルバルブ外周には気密性を保持するためにモリブデンコートが塗布されていますので、当該部をウエスでゴシゴシ拭き取るようなことはしていません。汚れをサッパリ落としたいところですが清掃した結果、アイドリングが不安定なんてことになっては本末転倒なためソコソコで。次回はモリブデンコートを準備して徹底的に清掃してみます。

ちなみにスロットルボディの清掃方法はサービスマニュアルに記載がありますが、RACVに関してはスルーです。RACVは触らず交換前提なんですかねぇ。

 

ボルト、クリップやブラケット等はローバル、黒染め塗料で化粧直ししました。

 

プラ、ゴムパーツは徹底的に洗浄してサッパリ。

 

近所を試運転してみましたが違和感は改善されていません。まぁ、吸気系はきれいになった訳で。うーん、中華なイグニッションコイルが怪しい感じがします。