■■■2022/11/03 189,883km (交換)
タイヤの交換をしなくちゃなと思いつつ、まだ溝はあるしなと後回しにしていました。先日タイヤの片減りを発見し危ないなと。怖い思いをするくらいならサクっと交換しちゃった方が幸せになれます。
国産であればメーカー、銘柄は問わないのですが、昨今のインフレ、円安でいいお値段・・・・・。タイヤもつい最近値上げしたばかりだそうで。半年前に購入しておくべきでした。
また、タイヤサイズ表示の国際標準化(ISO化)のため、従来の⼩形トラック⽤82シリーズを80シリーズにサイズ変更しており、現在はその過渡期のようでどちらのサイズも混在している状態です。
JATMAが「⼩形トラック⽤タイヤ82シリーズと80シリーズの互換性について」というドキュメントをリリースしています。はじめて知りましたが商用車タイヤって扁平率82(%)だったんだ・・・・・。
例えばパートナー用ですと
・165R13 6PR LT ≒ 165/80R13 90/88N LT
・165R13 8PR LT ≒ 165/80R13 94/93N LT
うーん、プライ表記の方がわかりやすくない?まぁ、そのうち慣れるでしょう。
互換性はありますが厳密にいうとタイヤ外径が違うことから、「同一車軸内での、80シリーズと82シリーズの混用はしないこと」とタイヤメーカー各社から注意喚起が行われています。
新品を探していたのですが、オススメとしてスマホに流れてくる商品の中にピシャリのモノがありました。
「 ヨコハマ BluEarth-Van RY55 / 165/80R13 90/88N LT(6PR相当) 」
⇒¥15,950+送料¥1,100=¥17,050(タイヤホイール販売のあいりん/楽天市場)
2020年製、残り溝は73%2本、75%2本。もちろんパンク履歴等はありません。新し目で新品の半値以下ならば中古でもいいかなと。
楽天市場ヘビーユーザーなワタクシ、計算してみるとクーポンやキャンペーン、ポイントなどで実質¥11,822(¥2,955/本)!でした。いつも思いますが、この実質値引き分って誰が負担しているんですかね。世の中そんなに甘くはないですし回りまわってユーザーなのでしょうけど。
翌日お店から電話です。
お店:「申し訳ございません。出荷前の検品にて1本に不具合が見つかりまして・・・・・。一次検品、二次検品をを行っているのですが・・・・・モウシワケゴザイマセン」
ん?なんのための一次検品、二次検品なの?って思いましたが、人が行う作業ですから見落とすこともあるでしょう。
お店:「在庫に 94/93N がありまして当初ご注文いただいた 90/88N 2本、94/93N 2本の組み合わせでいかがでしょうか?・・・・・モウシワケゴザイマセン」
タイヤの銘柄が同じとはいえ、構造的に 94/93N の方が重いハズ。厳密には違うタイヤを2本づつってこともイヤだなぁ。
私:「でしたら 94/93N 4本でお願いしたいのですが」
お店:「申し訳ございません。実は 94/93N にも1本に不具合が見つかりまして・・・・・。一次検品、二次検品をを行っているのですが・・・・・ホントウニモウシワケゴザイマセン」
どんどん小声に。申し訳ない感じが伝わります。でもね、ん?んん?なんのための一次検品、二次検品なの?って思いましたが、人が行う作業ですから見落とすこともあるでしょう。(2回目)
私:「その不具合とはパンク修理ですか?ショルダーの亀裂ですか?」
お店:「いえ、トレッド面に深めの傷がありまして・・・・・モウシワケゴザイマセン」
私:「エグれているなどでなければトレッド面の傷くらい気にしませんよー」
お店:「万が一お客様にご迷惑が掛かる可能性のあるタイヤをお出しする訳には・・・・・モウシワケゴザイマセン」
んー、中古タイヤを扱う専門店の方が出荷できないというのであればしようがありません。
私:「わかりました。でも、4本同じタイヤを揃えてほしいです」
お店:「ヨコハマご指定でしょうか?早急に在庫を確認しますが、4本同じタイヤとなりますと本日の発送には間に合いそうもありません。お急ぎでしょうか?・・・・・モウシワケゴザイマセン」
私:「いえいえ、アジアンでなければメーカー、銘柄は問いません。可能であれば 90/88N で。急いでもいません。なんなら2週間くらい待ってもダイジョーブです」
お店:「お時間をいただけるとのことですので、ご購入された商品と同程度以上のタイヤをご準備いたします・・・・・モウシワケゴザイマセン」
てなやりとりがありまして、数日後
お店:「お待たせいたしました。タイヤが準備できましたため本日発送いたします・・・・・コンカイハホントウニモウシワケゴザイマセンデシタ」
そういえば準備できた「同程度以上のタイヤ」ってどんなタイヤ?聞くことを忘れていました。ほのかに期待して到着したタイヤを確認すると BluEarth-Van RY55 / 165/80R13 90/88N が4本。2本は2020年製7~7.5分山。そして2本は2022年製バリバリ山!一皮むいたくらい。ホントにいいヤツ準備してくれたんだ。なんだかこちらが申し訳ない感じです。
中古タイヤである以上その程度は千差万別でソコソコのリスクは織り込んでおく必要があります。ヤフオク!、メルカリ等を避けてお店で購入したことで結果、程度のいいタイヤを入手することができました。いや、当初はなんのための一次検品、二次検品なの?って思いましたが、人が行う作業ですから見落とすこともあるでしょう。(3回目)
お店にとっては今回の件がレアケースなのかもしれません。でも、コトが起こったその後のお店の対応は誠意あるものでした。マイナスどころかむしろプラスな印象で、次回の購入もあるな・・・・・そんな感じです。
で、タイヤをホイールに組み込む訳ですが、若かりし頃からの友人が数年前に街のクルマ屋さんを開業したとのこと。持ち込み作業を行ってくれるアテがあったから中古タイヤを購入した訳です。
タイヤ、ホイール2セット分をアクティに積み込みます。
・購入したタイヤ
⇒スタッドレスタイヤ用に準備していたホイールに組み込み
・現在のタイヤ
⇒外して破棄してもらい、ホイールは持ち帰り、スタッドレスタイヤ用に使用(また塗装しなきゃ)
お互いの近況を報告しながらタイヤをホイールに組み込み、ホイールバランスも。
作業工賃は全部で¥2,000だと!?
いや、安いのはありがたいことですし、手間賃だけだからって言うけれど、それはダメ。タイヤも捨ててもらっているし。その工具もその設備もその場所もお金が掛かっている訳です。友人が身に付けた技術にも。自分でできない作業だからお願いしている訳です。友人だからこそ値引きなしの正規料金をお支払い。それでも安すぎるよ。見極めは必要ですが技術の安売りはするべきではないと考えています。
その昔、ガソリンスタンドでバンバンタイヤ交換作業をしていたワタクシ、帰宅してからタイヤチェンジャーとタイヤバランサーの金額をコソっと調べました。おぅ、経費でイケないことはないな・・・・・。でも出番の割に場所を取りすぎ。場所もタダではないですからねぇ。次回も友人にお願いすることにします。
この機会にホイールナットを新調しました。ホンダ純正ホイールということもあり、ホイールナットは球面座。汎用の60°テーパーホイールナットみたいに選択肢はありません。素直に純正部品で。でも、少し色気を出して黒いホイールナットに。
「 ナツト,ホイール / 08W42-TDJ-000 」
⇒¥2,904+送料¥360=¥3,264(desir de vivre/楽天市場)
きっちりエア圧を調整して、最後はトルクレンチで。
うん、商用車タイヤらしからぬ近年のサイドウォールデザインですね。サビドメグレー/SabidomeGlay(himedic命名)のホイールも黒いホイールナットもいい感じ。
走ってみると以前のカチコチタイヤとは比べるまでもなく静か。スムーズに転がっている感じもします。でも乗り心地はそこまで改善されていない印象です。小さな段差は変化なく、大きな段差は少しよくなったくらい。トレッド面は耐摩耗性能、耐偏摩耗性能を強化したため固くなり、それではあんまりなのでサイドウォールを柔らかくしたということでしょう。まぁ、商用車用タイヤということもあり耐摩耗性能、ウェット制動性能が向上したことがウリで、静粛性や乗り心地に関しては一切言及されていませんし。