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パートナー (GJ) ロアアームブーツ交換編

■■■2022/10/08 189,086km

昨年の車検のときにロアアームブーツのヒビ割れを指摘されていました。ロアアームブーツ自体は車検直後に入手していたのですが、あれからもう1年・・・・・。

車検審査基準の厳格化により、従来はブーツに亀裂や損傷があってもグリスが漏れていなければダイジョーブだったようですが最近ではアウトになるらしいです。N-VANで指摘されたワイパーゴム切れもその一環かなぁ。

ブーツは数百円なんですよ。でも、工賃がソコソコ・・・・・。もう少しで車検なのでいよいよ交換します。

 

大野ゴム ボールジョイントカバー / DC-1631

⇒¥415x2=¥830(モノタロウ)

 

気休めですがゴム部品の交換は数日前から準備を行っています。今回も一週間前からラバープロテクタント漬けにしていました。

 

ロアアームブーツを確認するとグリスは漏れていませんがヒビ割れています。

 

クリップ、ナットを取り外します。めがねは17MM。ココは面倒な割ピンじゃないんですね。

 

ワイヤーブラシで周辺を清掃後、一応ねじ山破損防止のため手持ちのナットを取り付けます。また、タイロッドエンドセパレーターのスペースを確保するためブレーキキャリパーを取り外しています。

バキンッ!」「ゴキンッ!」この音が怖いんだよなぁ。無事切り離すことができました。

 

ロアアームブーツを取り外してみるとまだグリスは残っていました。

 

古いグリスを可能な限り取り除いて、新しいグリスをこんもり塗布します。たくさん入っていてよかったのに後継品になっています。

 

ボールジョイントブーツインサーターアタッチメントを使用してロアアームブーツを圧入します。ストレート製でも同様の工具がありますが、この工具に限ってはKTC製と比べても価格差がありません。ただボールジョイントブーツインサーター本体を使用することが前提のため、全長が短くボールジョイントのボルト部が突出します。なにかの容器のキャップをゲタ代わりに。今回、内径38mmを使用しましたが36mmがジャストサイズかなぁ。

 

ナットはワイヤーブラシで磨いてローバルで化粧直し。このクリップ、ナットはサービスマニュアルによると分解時交換の指示がないことから再利用可のようです。締め付けトルクは49-59N・m。指定トルクで締め付けてもクリップの穴位置とナットの溝が合うとは限りません。クリップが入る位置までグッと締めればダイジョーブ。ムチムチのロアアームブーツで車検も安心です。

 

ついでなのでトーの微調整を行い、最後はトルクレンチで。タイヤもそろそろだな。