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パートナー (GJ) サスペンション調整編

■■■2022/10/30 189,626km(キャンバー調整)

ん?右フロントタイヤの内側が減っている・・・・・。タイヤは古いため交換予定なのですが、キャンバーが寝ている?トーイン(アウト)がきつい?また、以前のパンク対応で暫定的に左リアのみにバリ山タイヤを装着しているため(外周が大きい=車高が高い)、その対角である右フロントに負担がかかっているのかもしれません。その場合、フロントアライメントは無関係となりますが取り急ぎキャンバーを起こしてみようかと。

 

もうね、クソ固い・・・・・。3/8"のラチェットハンドルなんかでは無理。1/2"のスピンナハンドルの出番です。えっ、スゴ!って簡単に緩めることができます。長いって正義な訳です。ちなみにサービスマニュアルに記載されている締め付けトルクは103N・m。

 

まぁ、キャンバーボルトな訳ではありませんしバカ穴分のキャンバーを起こしてみました。キャンバー値を可視化するにはどうしたらいいか調べてみます。

左右のフロントタイヤを入れ替えて走ってみるとハンドルセンターがズレていることから、タイヤの片減りはアライメントにかなり影響しますねぇ。タイヤ交換を行い一度リセットしたところで各部を調整予定です。

 

■■■2021/11/03 174,977km (トー調整)

以前より走っていると少し左に流れ、ハンドルセンターが合っていないなぁと。少しといえば少しなんです。まぁ、出張したときに借りるレンタカーの方がずっとズレていますし。

でも、気になっていました。本来ならばお店にアライメント測定を依頼することがベストですが調整できるのはトーだけだし。簡易的にトー調整を行います。

 

フロントタイヤの前後の任意の場所に測定高さを揃えるため、コーヒーの空き缶を使用してマーキングを行います。タイヤ中央がわかりやすいのですが、このタイヤには中央に直線の溝がありません。よって外側の溝にマーキングを行いました。

 

フロントタイヤ前側のマーキング間をメジャーで測定すると1,560mm。後側は1,559mm。1mm分トーアウトになっていますねぇ。てっきりトーイン側の数値に調整してあるのかと考えていました。

うーん、そもそもある程度の誤差が生じる測定方法のため、ほぼトーゼロってことで。直進性が極端に悪いって感じでもないですし。

 

ほぼトーゼロってことが測定してわかりましたので、あとはタイヤの向きを真っ直ぐにするだけです。カチコチのロックナットを緩めます。モンキーでもスパナでも代用可能ですが専用品はやはり違う訳で。

 

タイロッドを回して調整しますが、あれ?ドッチに回すんだっけ?ってなるでしょ。テプラでサクサクシールを作成してタイロッドに貼り付け、基準点をペイントマーカーでマーキング。

 

左右のタイロッドを少しづつ同量回しては試運転を繰り返します。ハンドルはピシャリセンターに。なんだか軽く転がっている気がするようなしないような。

ロックナットを締め、調整後の位置をマーキングします。

 

■■■2021/07/30 170,714km (リアサスペンション1G締め)

うーん、たぶん気のせいだと思いますが、タイヤローテーションをしてから挙動がなんだか落ち着かない。突っ張ってる感じがするんです。サスペンションの1G締めを行ってみようかと。

 

リアサスペンションはいわゆるトーションビームアクスル(TBA)ですね。近代ホンダのリアサスペンションはほとんどコレです。シンプルな構造ゆえに良くも悪くも調整箇所がありません。

で、1G締めです。タイヤが接地した状態で各ブッシュのねじれを最適化しましょうってことです。メリットはあってもデメリットはありませんし、ノーコストですし。

 

ボルトは4ヶ所。タイヤ前のアクスルビーム部、ダンパー下部です。めがねレンチは19MMと14MM。作業としてはボルトを緩めて⇒締め直す、コレだけです。

 

ボルトを緩める前にペイントマーカーでマーキング。ボルトを締めるときはトルクレンチがベストですが、マーキング位置までボルトを締め込めばトルクレンチいらずです。

ちなみにサービスマニュアルに記載されている締め付けトルクは

アクスルビーム部:93N・m

ダンパー下部:54N・m

 

仇のように固着していますので気合いだけでは緩みません。素直にパイプで。ねじ山2周分も緩めれば十分です。

 

ボルトは緩めたまま、一旦クルマを前後に動かしてブッシュを馴染ませます。

 

マーキング位置までボルトを締め込んで完了です。シャシブラックの痕を見ると左右ともに同量分取り付け位置が変わったようです。よりいい位置になったかはわかりませんがバカ穴はメーカーの公差範囲内でしょうからヨシとします。

コレを「ド」センターに合わせるのがリジカラな訳で。リジカラの評価が高いのは商品として優れていることはもちろん、最終的に1G締めするからではと考えたりしています。

 

しなやかで乗り心地がよくなったり・・・・・していません。

 

私:「なにか違いに気が付かない?」

連れ:「えっ?んー、掃除機かけた?」

私:「・・・・・ウン、カケタ」

 

スカスカバンのパートナー、変化なしです。まぁ、ブッシュのねじれは戻ったハズ。次はフロントサスペンションの1G締めを行ってみます。

 

⇒1週間ほど走ってみました。明らかに小さな凹凸を軽くいなす感じがしています。連れはつれない返事だったけれど、ワタクシは変化してると思うけどなぁ。