いろいろなところから音を奏でているスカスカバンのパートナー、エンジンルームからの音も例外ではありません。ほとんどの乗用車に標準装備されているボンネットインシュレーターが省かれています。でも、メーカーがわざわざ装着するくらいですからエンジンルームの断熱、遮音には一定の効果があるハズです。
パートナー用としては部品自体が存在しませんが、共用ボディであるエアウェイブには標準装備されているため流用できそうだなと。
「 インシユレーター,ボンネツト / 74141-SLA-010 」
⇒¥4,643(モノタロウ)
クリップはあらかじめ装着されていましたが、一度取り付けると取り外しに苦労しそうな形状です。
年に一度くらいはボンネットインシュレーターを取り外してボンネット裏側の骨まで洗浄したい・・・・・こんなことワタクシだけですかねぇ。よって簡単に取り外しできる普通のクリップで固定したいなぁと。ボンネット側の取り付け穴はΦ7.0。N-ONE、N-VANのテールゲートライニングの固定に採用されているクリップがよさげ。
参考純正品番:90667-TC0-U01ZA
ただ、外径が大きく異なります。ボンネットインシュレーター自体は軽いモノなので小さなクリップでも固定することは可能ですが、純正同等の大きな面積、面圧で固定したい訳です。
まぁ、大きなワッシャを造ってしまえばいいんでしょ!?ってことで素材を探しにダイソーへ。加工が簡単で適度な厚み、コシ、黒色、一応耐熱・・・・・タッパーです。ダイソーもタッパーもまさかワッシャになるとは思ってもいないでしょうねぇ。型紙をAutoCADでササっと製図してポンチで打ち抜きます。
ロゴは裏面にする予定だったのですが、表面にしてもこれはこれでいい感じ。
折角なのでエンジンルームを養生してボンネットの裏側を丸洗い。
ススにまみれた水垢はピカールのブライターポリッシュSPで楽に落とせます。が、ボディとは違いボンネットの裏側は塗膜が薄く塗料ミストだらけのため、あまり攻めると下地が・・・・・ソコソコで手を打ちます。
うん、完璧。バッチリ固定できました。
エンジンルームの遮音?全く違いがわかりません。ボンネットインシュレーターだけを取り付けたところで静音化するなんてことはないようで。でも、先日交換(追加)したスピーカーの音は聞き取りやすくなったようないないような。まぁ、小さなことを積み上げて造られているのがクルマな訳です。