■■■2023/12/01 (固定穴新設)
以前から使用しているリジッドラックはこのタイプ。耐荷重は3t、3段階の高さ調整、ラバーブロック付きの普通のヤツです。10数年前にストレートで購入したハズ。一脚¥2,000もしなかったんじゃないかなぁ。
似た商品は数多ありますがリキマエダのRD-300Gがいわゆるホンモノ。
で、購入当初から高・中・低の3段では使い勝手が悪いなぁと。
・タイヤは浮いているにもかかわらず、リジッドジャッキが入らないがためにさらにポンピングが必要なことが面倒
・クルマの下に寝板で潜ったとき中では低く、高では高いため作業性が悪い
・エンジンオイル、ATF等をより多く排出するためリアだけもう少し上げたい
このくらいとはいえ高・中・低のその中間があれば便利なのにと作業を行うたびに思っていました。構想から10数年も経ってしまいましたが、中間を2段分新設して5段階の高さ調整が可能なように追加工します。
原始的ですが展開図を製図するためにビニールを巻いて穴位置をマーキング。
そもそも精度なんていう概念はない彼らの地で造られた丸モノ+溶接ですからだいたいでOK。例えばエッジを基準点として測っても4脚とも数値がバラバラです。うーん、公差は±1.5mm!?ってところでしょうか。都度、都度このあたりかな、エイっ!てパンチで打ち抜いている気がします。でないとこんなにズレるかなぁ。
バラバラな数値をまるめて型紙をAutoCADでササっと製図します。既設の穴と同軸上に新設の穴をあけるとクラック等、強度的に心配だったため新設の穴は螺旋状に配置しています。
一脚あたり新設の穴は4個。穴径はΦ17!そんなホールソーは持っていません。17mmのホールソーをこのために入手しました。使う機会が皆無だったため持っていなかった訳で・・・・・将来出番はあるかなぁ。なにげに全16個をホールソーであけるのは面倒です。
きれいにあけることができました。一応、バリ、カエリを取っておきます。穴をあけているときからの違和感・・・・・いま気が付きました。左巻き螺旋になっている。世のほとんどのモノは右巻き螺旋ですからねぇ。
タッチアップはサビなければなに色でもいいのですが、ホンダのミラノレッドがピシャリ。
リジッドラックに2段目と4段目が新設されたことで使い勝手が向上しました。