パートナー (GJ) ブレーキフルード交換編

徹底的にエア抜きすることでブレーキタッチはかなり変わりますよー その作業手順を解説

■■■2022/10/10 189,093km (交換 前回から11ヶ月 14,129km)

1年経つのが早くない?真っ黒に汚れる前にブレーキフルードを交換します。

 

ブレーキパッドが減ったんでしょうねぇ。ブレーキフルードの油面が少し下がっています。

 

ブレーキリザーバータンク上部の汚れたブレーキフルードは、注射器(シリンジ)で事前に吸い出し、沈殿した澱をキムワイプで清掃します。

 

前回、1個なくなっていることに気づき入手していたブリーダースクリューキャップをこのタイミングで取り付けます。

 

ブレーキフルードがきれいだと整備してる感が出ます。まぁ、1年毎で交換しているとフィーリングの変化は感じません。

 

■■■ブレーキフルード交換(エア抜き)方法

*以下の方法は二人で行う場合です。ワンウェイバルブ等を使用して一人で行う方法もありますが、私は目の前でブレーキフルードの汚れ、エア噛みを確認したいため、二人作業を行っています

 

作業者【A】は運転席に、作業者【B】はブレーキ部に。

1・【B】ニップルサイズに適合しためがねレンチをニップルに掛け、ニップルにホースを差し込む

2・【A】ブレーキペダルを底まで5回踏みチギり、5回目は踏んだまま【B】に合図(イイヨーって)

3・【B】ニップルを緩める(ブレーキフルードが流れ出てくる エア噛みがあればエアも出てくる)

4・【B】ニップルを締め、【A】に合図(オワッタヨーって)⇒2に戻る

きれいなブレーキフルードが流れ出てくるまで2~4を繰り返します。数回行ったらブレーキリザーバータンクの液量を確認し、適時補充してください。

 

通常、左リア⇒右リア⇒左フロント⇒右フロントの順で上記作業を行います。

 

■■■2021/11/02 174,964km (交換 前回から1年1ヶ月 16,714km)

もう1年かぁ。真っ黒に汚れる前にブレーキフルードを交換します。

 

ブレーキリザーバータンク上部の汚れたブレーキフルードは、注射器(シリンジ)で事前に吸い出しておきます。

 

ブレーキフルードは近所のホームセンターの一番安価なヤツで十分です。

 

きれいになると気持ちがイイ。前回徹底的に交換したため、エア噛みもなく交換後のフィーリングも変化していません。

 

■■■2020/10/03 158,250km (交換)

ブレーキフルード交換って作業の手間の割に地味なんですよ。エンジンオイルにこだわっている方でもブレーキフルードは・・・・・。てなことでブレーキフルード交換を行います。

 

ブレーキリザーバータンク上部のブレーキフルードは、どうせ排出されてしまうため、注射器(シリンジ)で事前に吸い出しておきます。注射器の先端には適当なホースを差し込みます。ホースはホームセンターの園芸用品、金魚の水槽用品コーナーにいろいろあるかと。空気吸っちゃうまで吸い出すのはアレですが、MINの下くらいは全然ダイジョーブ。

 

ワタクシみたいにブレーキフルード交換を怠っていると、ブレーキリザーバータンク底に沈殿物が・・・・・。キムワイプをちぎってピンセットで徹底的に清掃します。

 

ブレーキフルードはホンダ純正部品です。名の通ったメーカー品なら、DOT3でもDOT4でもHKSでもカストロールでも、えぇ、街乗りしている限り全部同じです。一番安いヤツ買っているだけです。

 

!。!!!。ワタクシ20数年くるまの整備していますが、墨汁色のブレーキフルードにシビれました。この個体、ブレーキパッド交換歴はあったのですが、ブレーキフルード交換は行っていない!?でないとここまで墨汁化しますかねぇ。ニップルに使用するめがねレンチはフロント10MM、リアは8MM。

 

四輪ともにエア噛みがあり、フロントは墨汁・・・・・。ブレーキフルード交換作業を徹底的に2周行いました。

 

ブレーキリザーバータンクMAXまでブレーキフルードを注ぎます。うん、整備されてる感が出てきたかな。

 

ここまで汚いブレーキフルードを交換し、エア抜きも行ったことでブレーキタッチはカチッとしたものに激変しました。

 

ニップル内部にブレーキフルードが残っていますので、ティッシュペーパーをこより状にして吸い取ります。このブレーキフルード残りがブレンボ等の塗装済キャリパーの塗装剥がれの原因のひとつかと。