■■■2023/11/15 (エアバルブ交換)
エアチェックいつしたっけ?ってことでエアチェックを行っていると、ん?なんだか違和感が・・・・・。グニャグニャする?なんで?
幸いエアは漏れていませんがエアバルブがちぎれかかっています。これはマズイ。首の皮一枚でつながっている感じ。ちなみにフロントの2本。リアの2本はいまのところダイジョーブそうです。
出先でパンクなんてワタクシならまだしも、家族だったらパニックになって鬼電かけてくる地獄の未来が見えます。
通常ならタイヤ交換と同時にエアバルブも交換するためエアバルブの劣化を気にすることはありませんが、走行距離が短いワタクシのN-VAN、タイヤよりもエアバルブの寿命の方が先でした。
ホイールからタイヤのアウター側のみビードを落とし、その隙間からエアバルブを交換できないかなと。ホイールからタイヤを外さない(インナー側は触らない=ズレない)ためホイールバランスを取り直す必要もありませんし。
エアバルブのムシを取り外し、エアを抜きます。
で、ビード落としです。その昔、ガソリンスタンドでバンバンタイヤ交換作業をしていたワタクシ、ビード落としはタイヤチェンジャーで5秒だなと。ジャッキやタイヤレバーを使用してもビードは落とせますがメンドウ・・・・・。
早速クルマ屋さんにタイヤ・ホイールを持ち込みます。えぇ、若かりし頃からの友人のあのクルマ屋さんです。
私:「タイヤのビード【だけ】落としてくれない?」
友人:「ビード【だけ】ですか???」
私:「うん、そうそう。アウター側のみね。エアバルブがグズグズで。隙間から交換しようと思って」
バシューン、バシューンとホイールからタイヤのビードを一周落としてもらいます。
私:「ありがと。いくら?」
友人:「いや、もらえませんよ。俺、30秒も働いてないッスよ」
私:「ダメダメ。自分でできない作業をプロの技術とプロの道具で解決してもらう訳でしょ」
友人:「でも、もらえないッスよ。そもそもビード落とし【だけ】なんて料金表にないですし、こんな作業依頼は独立してからはじめてッスよw」
私:「え!いそうなモンだけどw」
友人:「いない、いないw」
てなことで袋いっぱいのコーヒーを差し入れました。作業は秒殺、よもやま話は30分、邪魔してゴメンナサイ。
ビードを落としたタイヤ・ホイールを持ち帰り、ニッパーやカッターでエアバルブを切り取ります。
新しいエアバルブにシリコンを塗布して専用工具で装着します。あのゲージボタルの旭産業製ですのでモノは確かです。ラジオペンチ等で代用可能なことはありませんが、苦労しますし、エアバルブにもホイールにも傷を付けてしまう可能性があります。
エアを充填しタイヤのビードを上げます。パンッ!という音とともに無事ビードが上がりました。
まぁ、急ぐ必要はありませんが折角充填したエアが抜けない間にムシを締め込みます。こちらのムシ回しも旭産業製。ムシがすっとばないように保持可能な先端形状がサスガ。
指定の280kPaにエア圧を調整しキャップを取り付けます。
クルマの走行状況、保管状況によりますがエアバルブの寿命は5年程度ということを認識した次第です。