数年前はまだまだ発展途上の製品でしたが国内メーカーのラインアップも増えてきたことですし、そろそろヘッドライトをLED化してもいいかなぁと。
・国産
製造は彼の地でもかまいません。中華なモノは謳うスペックがいまいち信用できませんし、光軸ズレなんて対向車や前走車に迷惑なだけです。
・小型でポン換え
ドライバーユニット別体タイプは取り付けが面倒。ドライバーユニットを固定する場所、ボルトを探して中途半端に長いケーブルをまとめる・・・・・イヤです。また、ドライバーユニット一体型でもバルブ後方が大きいと取り付けスペースが心配です。その手のタイプはコネクタがリード線タイプで結局、ケーブルがブラブラしますし。
まぁ、明るさとトレードオフってことですねぇ。
・いわゆる爆光は求めていない
見た目は爆光でも走行時の実際の視認性はどうなのかなと。明るいに越したことはありませんが、LoビームなのにHiビームみたいになっているのは一番ダサ・・・・・。配光、カットオフライン重視です。
将来は本当の電球互換品が世に出てくると考えていますが、いま現在、国産となるとIPFかPIAAの二択ですね。今回選択したIPFでは、明るさに比例して価格順にFシリーズ⇒Gシリーズ⇒エフェクターシリーズというラインアップのようです。でも、ポン換えとなるとエフェクターシリーズしか選択肢はありません。PIAAはルーメンが少し低めですし。ルーメンで判断しましたが(てか他に判断材料がない)、実際はPIAAの方が明るく、視認性もいいかもしれない・・・・・この手の商品の難しいところです。
「 IPF LED エフェクター ヘッド & フォグ バルブ 6500K シリーズ H11 / E101HFBW 」
⇒¥9,000(てんこ盛り!/楽天市場)
色温度は6500K、明るさは4000ルーメン、アルミダイキャスト製で造りはまずまずです。取扱説明書、取付角度調整用の六角レンチ、ステッカーが付属しています。
内蔵の小型防水電動冷却ファンは本当に小型です。アルミダイキャストのボディと相まって冷却効果は高そうです。でも、ファンで強制冷却する必要があるほど発熱するってことです。
近年のクルマはエンジンルームがギチギチに詰まっているため、電球交換が面倒になりましたねぇ。パートナーも例外ではなくインナーフェンダーをめくったり、ウォッシャータンク注入口やクーリングダクトを取り外す必要があります。どうせならってことでポジションランプもこの際に交換します。面倒なことは一回で済ませたい訳で。
「 【Amazon.co.jp 限定】 M's Basic by IPF ポジションランプ LED T10 130lm 6500K / AMZ-PL001 」
⇒¥1,198(amazon)
T10なんてもうね、玉石混交・・・・選べません。ココは思考停止でヘッドライトと同じIPFを選択しました。たぶん色味も合うんじゃないかな。
ハンドルをいっぱいにきって、インナーフェンダーをめくって・・・・・面倒くさい。取り外した方が近道です。クリップには積年の砂が噛んでおり、取り外しに苦労しますが専用の工具はやはりイイ訳です。
バルブはココ。ずいぶん奥なんですけど・・・・・インナーフェンダーをめくって手探りで交換するにはハードル高くない?
ついでに各部を注意深く観察。うん、汚なくて安心!?ボルト頭も無傷で手を入れた痕跡はありません。軽微な事故すらないようです。「クッソ汚い=程度良(無事故)」と言えます。
「サイズは純正ハロゲンバルブとほぼ同一の超小型純正球サイズ」とのことですがほぼ同一?それは言いすぎじゃないかぁ。「ドライバーユニットをバルブ本体に組み込んだオールインワンモデル」という面では十分小型だと思いますけど・・・・・。
ポジションランプは拡散レンズが装着されているため、電球と比べ全長は長めです。
取り外したインナーフェンダー等は徹底的に洗浄してT.Lワックスで保護します。
ねじ頭はツヤ消し黒で化粧直し。砂を噛んでいたクリップもバラして洗浄し、傷んでいたクリップは新品に交換します。
歯石化していた汚れもサッパリ。作業時間はLED化2割、清掃8割なんてことになっていますがイイんです。
【画像は後日アップします】
おっ!確かに明るい!やっと普通の明るさを手に入れました。雨天時に視認性が劣るなんてこともありません。カットオフラインは出ていますが、光軸が若干下側にズレている感じがします。よりベストな配光になるように光軸調整を行ってみます。