当サイトの記事には広告が含まれます

【きれいにDIYで】エアコン取付 やりすぎ75時間その完全記録

配管、電線は流用可能?左配管は少し面倒

2F子供部屋のエアコン設置は無事完了し手順を理解しましたので、今回は2F寝室のエアコン交換を行います。

2F子供部屋のエアコン設置は新設だったため壁に穴をあける必要がありました。2F寝室はすでに設置してあるエアコン交換のため穴あけ作業は不要ですが、その穴基準で交換を行わなければならないという制約があります。また当該エアコンの取り外し作業があります。

 

まずは撤去作業から。配管内にゴミ等入らぬように養生します。クロスを清掃しますがこれが限界です。クイックブライト・・・・・。いい洗剤だったのに市場から姿を消しましたね。

 

取り付け穴はクロスの穴うめ材で補修します。エアコンで隠れるのでホドホドで。

 

汚れた化粧カバーは新品に交換しますが、取り外しに苦労しました。鉄製のタッピングねじがポキポキ折れます。都度ネジザウルスで摘出。SUS製のねじは必須ですね。こちらはシリコンで補修します。

 

パナソニック ルームエアコン / CS-366CGX

 

その他のショートパーツもパナソニック製を調達しました。

 

ねじ込むだけで長さ調節及び固定ができるスリーブセットを使用します。干渉部をカットし仕上げ、すき間にはコーキングを。

 

据付板をあてがいマスキングテープを貼り、取り付け穴位置をマーキングします。可能な限り取り付けねじは多い方がいいと思います。特に角部は必須ですね。全てのねじはいきなり固定せず小さめのドリルで下穴をあけます。小さめの方が穴の中心精度も上がります。壁の構造は前回わかりましたので、トラス4x50タッピングねじを使用し、ねじ部が内壁に届くように据付板を取り付けます。

 

古い化粧カバーを捨てるために切り刻みつつ、新しい化粧カバーをカットします。

 

真下に下ろすだけなので簡単です。

 

今回は既設の配管を流用します。トラブル防止のためフレア加工をやり直します。10数年使用した配管は固く加工がやりづらい感じがします。

左配管のため本体背面にて配管を中継する必要があり少し面倒です。単機能の専用品だと最低2本のトルクレンチが必要ですが、私はデジラチェにクローフットレンチを組み合わせて使用しています。

 

クローフットレンチを使用すると中心点(支点)が変わるため、換算式に当てはめトルク値を求める必要があることがデメリットですが、先端を付け替えることでいろいろな作業に対応できますし。

まぁ、普段から工具を使いこなしている方なら手トルクでも十分だと思いますよ。

 

既設の電線も流用します。電気屋さんがチャチャっと処理した電線が気に入らない・・・・・。電線末端は収縮チューブで処理し直しました。

 

固まる土のガンコマサで土間工事も行いました。

 

3Dフレキジョイント+接続カバーセットを使用します。

 

3Dフレキジョイント+接続カバーセットを使用することで、美観は向上しますが配管長を室外機にピッタリ合わせなければならないため配管カット+フレア加工を行います。

 

エアパージ(真空引き)を行います。

ドレンホースからの虫の侵入を防ぐため防虫ドレンキャップを。虫の侵入をさらに防げるのではと考え、意図的にドレンホース内に排水溜まりを設けています。トイレの水と同じ考えです。

各種カバー等を取り付け、日よけ屋根も。

 

アース線も美観を意識して。

 

2台目のエアコン設置はスムーズに行うことができました。今回は流用しましたが、古い配管、電線は硬化しており可能であれば新品交換をオススメします。

次はリビング用大型エアコン設置が待っています。