■■■2021/07/30 170,714km
いや、今年の夏ったら暑い訳で。スカスカパートナー、UVカットガラスなんていう女子ウケ非装備の漢仕様なんです。エアコンガスの量も減ってきているのでしょう。送風口からの風も気持ち冷たくないような。そして運転してると背中に汗・・・・・。
専用の装置を使用するエアコンガスクリーニングが気になっていますが、とりあえずエアコン添加剤でも施工してみようかなと。デメリットもなさそうですし。
有名なのはワコーズのパワーエアコンプラスとニューテックのNC-200ですね。今回はNC-200がOEM元といわれるピットワーク製の同等品を購入しました。
「 PITWORK NC200 エアコン潤滑剤 / KA450-05090 」
⇒¥2,850(amazon)
日産のホームページには
エアコンの冷却効果をグンとアップさせ、夏のドライブを快適にします。
また、エアコン内の摩擦も減少させ、エンジン負荷を減らす作用もあります。
・作業音が静かになり、エアコンの効きがアップ
・パワーロスを減らして燃費も節約
だそうです。魔法のような効果をダラダラ書きたてないサラっとした商品説明に好感がもてます。
チャージホースはワコーズの指定工具でもある安心のメーカー品を。エアパージバルブ、逆流防止弁が付いていて各部の造りもいい訳で。安価な品の数倍しますが絶対失敗したくないですし。何台か施工すればタダみたいなモンです。
「 DENGEN 134a オイル入りガス缶 補充キット / CP-OG-HK134 」
⇒¥9,360(EHIMEMACHINE/楽天市場)
各接続部は内部のOリングが潰れないようにだと思いますが全く締まっていません。意図的に締めていないのだと思います。使用前に手でギュっと締めればダイジョーブ。
エアコン配管の低圧側チャージポートにクイックジョイントを接続します。キャップに「L」の刻印があるので間違えることはありません。
急ぐ必要はありませんが、厳密にいうとチャージポートの虫をクイックジョイントで押し開く瞬間に内部のガスが大気解放されるハズ。クイックジョイントの造りがいいのでしょうね、一切ガスの音はなく、カチっと剛性感をもって接続されます。逆流防止弁が付いていますのでこの時点では缶を接続する必要はありません。
エアパージバルブを押してチャージホース内の空気を追い出します。一瞬シュっと聞こえれば十分です。
缶をねじ込みながら接続します。ねじ込むことでスパイラスカッターが缶を開封する構造です。ここでも一切ガスの音はなく缶を接続することができました。安心して作業できるってスバラシイ。このチャージホースを購入した甲斐がありました。
・エアコンON
・温度最低
・風量最大
・内気循環
缶をチャージポートより高い位置で逆さにしてエンジンをかけます。
缶のオイル、ガスが数秒で配管内に吸い込まれていきます。今回の場合ですとせいぜい10秒くらいでしょうか。缶が一瞬冷たくなったあと軽くなるのですぐわかります。
缶を振り空になったことを確認してエンジンを切り、チャージポートからクイックジョイントを取り外します。
で、肝心の効果ですが
・作業音が静かになり、エアコンの効きがアップ
⇒静かになったような、なっていないような
⇒確かに冷たい風が
まぁ、ガスも少量ですが入った訳ですので当然といえば当然ですが。
・パワーロスを減らして燃費も節約
⇒そうなったらいいなぁ
過度の期待はしていませんでしたが、ある一定の効果はあったと考えています。正常な状態に近づいたともいえますが。
⇒その後の車検でエアコンガスクリーニングを行いました。NC200の成分が全部流れ出ちゃったかなぁ
チャージホース内部に残ったオイルを清掃します。時間が経つと黒ずんでくる真鍮部にはシリコンを塗布しておくことでピカピカを維持できます。
各接続部はOリング保護のため緩めに締めて、ねじ山保護のため使用済みの缶を接続し、異物が混入しないように養生して仕舞っておきます。
次の出番はあるかな!?
ちなみに以前、エアコン突然死!?ってことがありました。